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ColorChecker Display ProおよびColorChecker Profiler搭載Plusシステムを使用した写真の手動スクリーン キャリブレーションの最適な設定方法

特定のディスプレイのキャリブレーションに問題がある場合があります。良いプロファイルを得るために問題がある場合は、以下の手順に従って、お使いのモニターに最適なプロファイルを得るための設定とオプションを確認してください。

  1. 最初にモニターを工場出荷時の設定に戻す。通常、「オンスクリーンメニュー」(OSD : On-Screen Display)に設定があります。OSD は通常、モニターの前面にあるメニューボタンを押すことでアクセスすることができます。OSDはモニターのプロファイリングを行う際に使用されますので、OSDで利用可能な設定に慣れておくとよいでしょう。
  2. モニターにOSDで色温度設定がある場合は、6500K(D65)に設定してください。
  3. ColorChecker Profilerソフトウェアを起動し、「Advanced」ユーザーモードを選択し、左側ペインの上部から「Display Profiling」をクリックします。
  4. 「ディスプレイ設定」セクションで、お使いのスクリーンの正しい「技術タイプ」を選択します(これは、ディスプレイの取扱説明書またはメーカーのウェブサイトから見つけることができます)。
  5. 「ホワイトポイント」の項目で、希望の色温度(D65-写真に最適)*を設定します。
  6. ルミナンスセクションで、希望する画面の明るさ(通常は100cd)を選択します。
  7. ガンマセクションで、「トーン応答カーブ」のドロップダウンから「標準」を選択し、ガンマを2.2に設定します。
  8. コントラスト比を「ネイティブ」に設定し、「フレア補正」「環境光スマートコントロール」の両方のチェックを外します。
  9. 「次へ」をクリックします(右下)。
  10. 「プロファイル設定」セクションで「デフォルトを使用」ボックスにチェックを入れ、ICCプロファイルバージョンのドロップダウンで4ではなく「バージョン2」を選択します。これはバージョン4が特定のアプリケーションやオペレーティングシステムでサポートされていないため、予期しない結果を引き起こす可能性があるからです。
  11. 「次へ」をクリックします。
  12. 「パッチセット」セクションで、ラージパッチセット(より精度を高めるため)を選択します。
  13. 「次へ」をクリックします。
  14. 測定セクションでADCのチェックを外し、「明るさ、コントラスト、RGBゲインを手動で調整する」オプションにチェックを入れます。
  15. 測定開始をクリックし、デバイスを画面上に配置します。左上のダイアログでは、調整で明るさにチェックを入れてもらって、次へをクリックするだけです。
  16. これにより、プロファイルが実行されます。最初は、モニターのOSDで画面の明るさを100Cdのレベルまで下げるように指示され、設定すると、画面のプロファイルが設定されます。ただ、モニターのOSDがColorChecker Display Proの下になっていると、間違った測定値を出してしまうので、注意してください。通常、画面の中心からウィンドウを移動させるためのOSD設定があります。
  17. 読み取りが完了したら、「次へ」をクリックし、プロファイルを適当な名前で保存してください。

* 作成したプロファイルでまだ色かぶりがある場合は、ホワイトポイント設定で「ネイティブ」を使用すると改善される場合があります(手順5を参照)。

上記以外の製品でお困りの場合は、サポートケースを作成してください。

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