ICC 仕様 2 または 4 に従ってプロファイルを計算することができます。
殆どの場合、デフォルトの設定であるICCプロファイル バージョン2を選択します。
一般的に、バージョン 2 とバージョン 4 のプロファイルのカラー精度は非常に似ていますが、バージョン 4 プロファイルのみを使用した変換では、バージョン 4 プロファイルの方がカラーレンダリング(演色性)が向上する場合があります。
ICCバージョン間の違いの完全な要約については、www.color.org をご覧ください。
ほとんどのカラーマネジメントシステムは、問題なくICCバージョン4プロファイルを使用することができます。ただし、サードパーティーのソフトウェアで互換性の問題が発生する場合があるので、その場合はICCバージョン2のオプションを選択してプロファイルを再構築する必要があります。
iccMAXとは?
iccMAX は、D50 カラーメトリー(色度測定:グラフィック印刷業界の標準)を超え、外観や非テーブルベースのプロファ イルなどの追加概念を導入した、カラーマネージメントの最新アプローチです。
iccMAX の詳細については、www.color.org をご覧ください。
iccMAX仕様は2019年にICCによって最終決定され、現在はISO 20677の標準となっています。現在、この新しい形式を利用する商用プログラムは殆どありませんが、将来の互換性のために、ここにオプションを含めました。
iccMAXプロファイルは、プロファイルヘッダに「バージョン5」が表示されます。
バージョン 4 (iccMAX Compatible)’ プロファイルとは何ですか?
バージョン4形式のプロファイルのうち、iccMAX部分をプロファイルのタグとして埋め込んだものです。プロファイルヘッダに’バージョン4’を持つため、既存のICC準拠のアプリケーションで使用可能ですが、iccMAXプロファイルをサポートする予定のアプリケーションでも使用することができます。
iccMAX フォーマットを使用する場合は、使用する予定のソフトウェアの互換性を確認してください。
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